今日10月19日から、いよいよ四年ぶりの衆議院選挙が始まります。
前回は私も候補者として緊張感をもって公示日を迎えましたが、今回は一有権者としてこの日を迎えることとなりました。
ちなみに、国会議員の選挙は天皇陛下の国事行為なので「公示」といいます。それ以外の選挙は「告示」となります。選挙の豆知識です。
衆議院選挙は「小選挙区比例代表並立制」で行われる
さて、現在の衆議院選挙は「小選挙区比例代表並立制」という仕組みが採られています。
小選挙区制と比例代表制の二つの選挙制度を同時に走らせている、というものです。
小選挙区制は、ひとつの選挙区から当選する者は一人だけ、という制度です。とにかく一番にならなければ落選なので、必死に選挙運動をする必要があります。
衆議院は4年の任期がありますが、いつ解散になるかわからないので、衆議院議員は常に選挙のことを考えて行動していなければなりません。常在戦場と言われる所以ですが、そのために選挙最優先の行動を取らざるを得ません。勉強する時間や選挙区外の視察に行く時間も制限されます。非常に過酷な制度であると言えます。
比例復活は必要な制度
また、比例復活という制度があり、批判もされていますが、私は比例復活はあってもいい制度だと思っています。私自身が比例復活で二度救われたこともありますが、僅差で小選挙区で落選した場合、比例復活が無ければ、その候補者に投票した民意はなかったことになってしまいます。これはむしろ不合理です。
民意をできるだけくみ上げるためにも、比例復活制度は残しておいてもいいと思います。
小選挙区制は第一党に得票率以上の多数の議席を与える制度
また、小選挙区制は、第一党に得票率以上の議席を与える制度でもあります。
第一党の国全体の得票率で45%程度であっても、議席は70%を超えることになります。実際にそういう現象が起きています。民意を反映させるという意味でも、小選挙区制は非常に問題が多い制度です。
このあたりの話は、昨日のYouTube動画で解説しましたのでご覧ください。衆議院選挙の仕組みについて、ご存じない方もいると思います。そういう方にもぜひ勧めてください。
この選挙制度のもとで衆議院選挙が行われます。
明日以降、今回の選挙の争点など解説していきたいと思います。
衆議院議員として大阪維新の掲げる「改革なくして成長なし」の政策に反対の立場 私は橋下徹時代から終始反対していましたので残念に思いました 所得額が橋本内閣時代並みであることやコロナ禍で失われた経済を素早く回復させること 経済成長率の傾きが少なくともアメリカ並みに復帰できる財政政策に転換すること、保守政党としての自民党に変わること、これが私の望みです。メディアを上手く利用されて今後も引き続き信念を主張できる場所を作ってください。非力ですが 引き続きサロンで時々参加させて頂きます。最後に選挙制度は、昭和の改革の一つですが、「小さな政府」と同様失敗と考えています。又『生物多様性』等スローガンについても、わざわざ『多様性』を付けることについて、違和感を覚えてます。それだけ新自由主義が蔓延したと考えています。蛇足でしたね。
ありがとうございます!引き続きよろしくお願いいたします!