東京都武蔵野市の、外国人にも日本人と同等の投票権を与えることを提案していた住民投票条例が否決されました。事実上の外国人参政権ともいわれていたものです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211221/1000074082.html
住民投票には強制力はなく、ただ意見を聞くだけなので「べつにいいのでは?」と感じますが、しかし、外国人参政権への道筋を開くものでもあり、絶対に通してはなりませんでした。
住民投票や地方参政権については、実際に住んでいる外国籍の人にも投票権を与えるべき、という意見は以前からあります。
そのほうが、外国人の意見を聞く、寛容な社会として好ましいのではないか。
そう考える人がいるのも理解できます。
しかし、ヨーロッパの事例を見ると、移民や外国人に対して寛容になりすぎ、結果として社会が分断され、差別問題が拡大するという危険があります。
ヨーロッパの事例は、この本に詳しく書いてあります。
差別をしてはならない、という意見に「移民を入れるべきではない」という意見がかき消されて、結果的に社会が荒み、もともと住んでいた国民が我慢を強いられ、差別意識が高まるという悪循環が起きています。
イギリスがEUから離脱しましたが、これも移民問題が一つの大きな要素でした。
外国人と共生するためにも、一定の線を保ち、「最後に決めるのは日本人です。そのルールのもとに、日本で活動してください。」としていたほうが、社会の安定が保たれます。日本人も外国人も安心して暮らせるのです。
新自由主義、共産主義、グローバリズムに迎合する独立不羈の精神を持っていない虚無主義的な政治家、エリート、旧家、国民に告ぐ。
「近代」と向き合いなさい。
家だけ継いでも意味がない。
「家」と「業」の実践的経験と叡智を今の時代に対峙できないのは、単なる”抱え込み”に過ぎない。それは本流の保守としての態度ではないのだ。
氷を水に溶かすように、氷という物体だけあっても単なる”入れ物”に過ぎない。
改めて告ぐ。
「近代」と対峙してください。
ハイブリッド戦争を生き抜くための「今ここ」に目を向けてください。逃げる事はできません!