昨日は「信用の創造が乗り越えられない」というお話をしました。これについての動画もアップしました。
おカネは、誰かが借金したときに生まれてくる。
「信用の創造」が理解できるかどうかが積極財政への転換のカギ
この「信用の創造」が理解できるかどうか、が経済について正しい理解ができるかどうか、のキーポイントとなります。
ちなみに、この動画の中で紹介した本はこれです。興味のある方は読んでみてください。
父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話
信用の創造が理解できると、おカネがどのように誕生してくるのか、を理解したことになります。
国家財政を考えるときに、国は永続する機関なので、国債の残高を減らすことを考える必要がないことがわかります。永遠に借り換え続けることができるからです。
税は財源ではない
そして、国の財源は税ではない、ということにも理解が及びます。
税が財源ではないことについては、次の動画で解説しますので、ぜひご覧ください。
よくMMT現代貨幣理論について誤解されているのは「MMTはいくらでも借金をしてもいい」といわれてしまう部分です。いくらでも借金していい、とは言っていません。
MMT現代貨幣理論は、「いくら借金してもいい」とは言っていない
国の場合は、借金しても返済は必ずできるので、必要なところに十分な予算を付けることができる、と言っているだけです。そしで、政府の国債残高の本質は、国による通貨発行残高にすぎない、ということです。
国は、国債発行により通貨を発行し、財政赤字の形で国民に通貨を渡します。つまり、国の財政赤字は国民の黒字です。
そして、国民はそのように国からもらった通貨のうちの一部を税として国に返します。
税とは、国の財源ではなく、国が発行した通貨のうちの一部を国に返納する、という行為なのです。
この「税は財源ではない」という正しい認識も、日本国内にはまだまだ浸透していません。
これを正しく理解してもらうことも、積極財政実現のためには必要なことですね。
みんなお金が好きなのに、お金とは何かに対して理解が浸透していないですよね。
嘘の情報を財務省もマスコミも、そして多くの政治家もしているので、
仕方ないと思いますが・・・。ただこの間違いが日本を没落させている事に
何とかしなくてはとも感じています。
三橋先生や藤井先生が10年間言い続けても、なかなか浸透して来ないので
難しいでしょうが、YOUTUBEなどのSNSの普及もあり、浸透のスピードは
早くなってきているようにも感じます。まずは政治家の皆さんが正しい貨幣観を
持っていただけるのが、先決だと思います。
あんどう先生 頑張て下さい。
本質的なことに目が向きづらいのでしょうか。日本国内の「ファンタジーランド」に浸っている間に、中国とロシアは着々と日本侵略の準備をしているようです。もちろん、対アメリカ政策の一環でしょうけど。
○ 中国・ロシア艦艇 津軽海峡に続き 大隅海峡も初めて同時に通過(NHK)
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20211024/amp/k10013319141000.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D