財政再建派の学者は、「どうなった財政破たんするのか」を知らない
先日発売された月刊文芸春秋に、財政健全化をすべきと主張する小林慶一郎氏と、積極財政をすべきと主張する中野剛志氏の対談が掲載されています。 文藝春秋2022年1月号[雑誌] これが実に面白い。 理論的な限界はわかっていない...
先日発売された月刊文芸春秋に、財政健全化をすべきと主張する小林慶一郎氏と、積極財政をすべきと主張する中野剛志氏の対談が掲載されています。 文藝春秋2022年1月号[雑誌] これが実に面白い。 理論的な限界はわかっていない...
18歳以下の子どもたちへの10万円給付が迷走しています。 現金給付かクーポン支給か、でもめていますが、本来は、困っている国民全員を救済しなくてはならないはず。 困っている国民を全員救済する議論はどこへ 株歴40年超のプロ...
私たちが医者に行ったときにかかる医療費を診療報酬といいますが、これは政府で決定しています。 注射したらいくら、この治療をしたらいくら、と細かく定められています。 来年は診療報酬改定の年 この診療報酬の改定が2年に一度行わ...
最近は経済安全保障という言葉が流行しています。 政治家も以前は甘利さんが、最近は岸田内閣でも経済安全保障担当大臣が新設され、政府としても取り組もうとしています。 経済安全保障を語るなら、中小企業を守り、技術流出を阻止すべ...
来年度の税制改正に、賃上げ促進税制が入ってくるようです。 本当に効果があるのか この税制が、本当に日本人の賃上げに効果があるのかどうか、検証してみましょう。 まず、賃上げしたらその分利益が減るので、企業は節税になります。...
岸田総理の施政方針演説が行われました。 中間層の再生や、新しい資本主義という文言はいいのですが、具体的にどうするのか、あまり見えてきません。 令和の所得倍増はどこへ 本来であれば、令和の所得倍増という総裁選挙のときの公約...
マスコミが相変わらず財政破綻論を繰り広げています。 (社説)補正予算案 財政規律を無視するな 先日の動画では日経新聞を取り上げましたが、今回は朝日新聞。 これらの新聞に限らず、大手マスコミはひとつ残らず、緊縮財政を人々に...
しばらくブログ更新もできませんでしたが、また再開したいと思います。 岸田内閣が本格的に始動しています。本年度補正予算や来年度予算で、政権の姿勢も見えてくるでしょう。 新型コロナウイルスも、変異株の出現が止まることなく、ま...
衆議院選挙も終盤戦。自民党が議席を減らすのは仕方がないとしても、その分を一番とってはいけない勢力が取ろうとしています。 FNN調査 132選挙区で与野党一騎打ち “逆転”の選挙区も 異例の短期決戦は最終盤へ いまの選挙制...
前回は信用の創造の話を話をしました。 おカネは誰かが借金したときに生まれてくる 私たちが使っているおカネは、誰かが借金したときに生まれてくる。 このことが分かれば、国債とは新たに通貨を発行する行為である、ということ...