きょう6日午前の東京株式市場では、東証株価指数(TOPIX)が一時2037.91に上昇し、バブル経済期の1990年8月21日以来、約31年ぶりの高値を付けたそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb950aefe548f973dbe5766df434c6844666aa15
株価上昇で経済好調と勘違いしないことが必要
総理が交代することが確実になり、市場が好感しているのはわかります。自民党新総裁が新首相となり、政治が安定するとともに大胆な経済政策により日本経済が再生するのではないか、と期待されているのでしょう。
心配なのは、株価が上がったことにより「日本経済は既に力強く回復している。もうコロナ対策は十分だ。これからはコロナ後の成長戦略が重要だ。」と勘違いする人が出てこないか、ということです。特に政治家にその勘違いをされたら非常に困ります。
カネ余りと格差
経済再生担当大臣の大臣室に、株価ボードが置かれているのはよく知られていると思います。最初に置いた大臣は覚えていませんが、ニュースになったことは覚えています。
もちろん、株価の動きを注視することは必要ですが、株価がすべてではありません。特に最近は株を持つ人と持たない人の資産格差が拡大傾向にあり、国民の分断の象徴といってもいいくらいになっているように思います。
世界的にカネ余りが発生して、株価は上昇傾向にあります。株価が上がることは否定しませんが、実体経済の成長に伴う株価上昇でなければ、どこかで株価暴落ということも発生します。
その意味からも、実体経済の再生、特にコロナで大きな打撃を受けていてる企業や個人への給付を中心とした救済措置は必須です。
それにしても、31年間高値を更新できなかったのは、この間の経済政策の失政を象徴していますね。
武漢熱自粛で鬱憤、憤懣やり方無い国民はワクチンも行き届き落ち着いた折には一気にこれまでの自粛の元を取るような消費活動になるかと思います。
その波に一気に乗れるよう、政府としては消費税ゼロを是非とも宜しくお願いします。
それから京都に見られるように、ウキウキ羽を着けて観光に行ってみたら中国のなんちゃって日本の店や旅館、ホテルでは困ります。
今から一刻も早く中国資本による買取を阻止して下さい。
また、東京ですらシャッター街になっているとも耳にします。
持続化給付金では間に合わない、足りずに潰れてイザという準バブル消費に何の商店も無いようではこれまた、困ります。
どうか当初から安藤さんが言われていた休業補償に見合う配慮で、日本の小さな商店も守って下さい。
頭の固い、勉強しない、お爺ちゃん議員にしっかり教えこんでから、また衆院選とは違う形でのご活躍を期待しております。
宜しくお願い致します。
神谷美穂様
コメントありがとうございます。
今回のコロナ禍は東京のほうが家賃が高い分、ダメージが大きいのです。
さらに緊急事態宣言が長期化していることも拍車をかけています。
コロナ後のV字回復を目指すなら、一社も倒産廃業させてはならなかったのです。
いまからでも補償を充実させ、消費税をゼロにするような大胆な政策転換が必要ですね。
株価はそれぞれ社会経済的、政治的な変化を写す鏡です。
これからの日本国の舵取りを担う、我々が選ぶ方々の手腕に期待致しましょう。
そして安藤先生のこれからの配信を楽しみにしております。
瓦谷様
コメントありがとうございます。
そうですね。これからやるべき政策をきちんとやってくれるように、期待したいと思います。
国民からの後押しも必要ですね。
これからも配信しっかりしていきたいと思います。